機能性皮膜処理剤

表面処理による機能性紹介

「塗装下地処理剤」と「機能性皮膜処理剤」を通じて、
自動車、一般工業製品、鉄鋼、飲料缶など様々なものに機能性を付与します。

親水化処理

当社の熱交換器用親水化処理剤には、熱交換器用アルミニウム板材を処理するプレコートタイプと熱交換器自体を処理するポストコートタイプがあります。
親水化処理剤は、熱交換器表面に親水性を付与することにより、結露水によるフィン間のブリッジを防ぎ冷房効率の低下を抑えます。
特殊な樹脂を使用することで良好な親水性はもとより、低吸着特性でエバポレーターからの臭気を軽減させます。
また、プライマーとの併用により防錆性を向上することができます。お客様のご要望により改良品も検討いたします。

アルミフィン材処理工程イメージ図

特集

高機能親水／親水滑水技術

防汚・滑雪・防曇処理

コーティングにより、防汚、滑雪、防曇等の様々な機能を素材に付与します。

防汚（セルフクリーニング）効果
滑雪効果
防曇効果

特集

防汚処理滑雪処理防曇処理

脱脂剤

素材表面の油や汚れを落とし、皮膜形成を補助します

用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	標準条件			ピクトグラム
用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	処理温度(℃)	時間(秒)	乾燥温度(℃)	ピクトグラム
アルミコイル（缶蓋/アルミフィン材）	中アルカリ（P.N.フリー）	サーフクリーナー EC370系	粉体	浸漬スプレー	50～80	2～30	-	58
アルミコイル、箔（電池包材）	弱アルカリ（P.N.フリー）	サーフクリーナー EC371	粉体	浸漬スプレー	50～80	2～30	-	58

ピクトグラムは製品により異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。

エッチング剤

素材表面をエッチングし、皮膜形成を補助します

用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	標準条件			ピクトグラム
用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	処理温度(℃)	時間(秒)	乾燥温度(℃)	ピクトグラム
アルミコイル（缶）	強アルカリ	サーフクリーナー 420N-2	液体	浸漬スプレー	50～70	2～30	-	58

ピクトグラムは製品により異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。

プライマー・化成被膜処理剤

機材表面の耐食性や親水皮膜との密着性を向上させます

用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	標準条件			ピクトグラム
用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	処理温度(℃)	時間(秒)	乾燥温度(℃)	ピクトグラム
アルミコイル（アルミフィン材）	樹脂系	サーフアルコート 455	液体	塗布	室温	5～30	180～220	89
アルミコイル（キャップ材用 (塗布型処理)）	ノンクロム	サーフコート 147/148	液体	塗布	室温	-	50～100	58
アルミコイル、箔（電池包材等ラミネート製品向け(塗布型処理)）	3価クロム	サーフコート NR-X	液体	塗布	室温	5～30	80～230	5
アルミコイル（電池包材等ラミネート製品向け(塗布型処理)）	ノンクロム	サーフコート EC1000系	有機無機	塗布	室温	5～30	80～230	9
アルミコイル（缶蓋/アルミフィン材）	リン酸クロム系	アルサーフ 401/45	液体	浸漬スプレー	30～60	5～30	50～100	589

ピクトグラムは製品により異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。

親水化処理剤

親水皮膜を形成し、素材表面に親水性を付与します

用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	標準条件			ピクトグラム
用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	処理温度(℃)	時間(秒)	乾燥温度(℃)	ピクトグラム
アルミコイル（アルミフィン材）	樹脂系	サーフアルコート 160	液体	塗布	室温	5～30	180～220	8
アルミコイル（アルミフィン材）	樹脂系	サーフアルコート 9300系	液体	塗布	室温	5～30	180～220	9
アルミ部材（自動車用熱交換器）	有機無機系	サーフアルコート 1500	液体	塗布	室温	5～30	150～170	89

ピクトグラムは製品により異なる場合があります。詳細はお問い合わせください。

汎用親水化処理剤

様々な基材に塗布することで、簡便に親水皮膜を形成します

用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	標準条件			ピクトグラム
用途	特徴	製品名	製品外観	使用法	処理温度(℃)	時間(秒)	乾燥温度(℃)	ピクトグラム
ガラス/樹脂/金属等	有機無機系	サーフコート AFシリーズ	液体	塗布	室温	5～30	室温	289