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Business Overview 事業概要

豊富な塗料知識、表面処理及びラインサービスの総合技術を結集し、
環境配慮と経済性の両立を目指した金属表面処理システムをお届けします。
機能性皮膜処理

塗装下地処理

自動車・工業用分野
Automotive & Industrial 自動車・
工業用分野
リン酸亜鉛に代わる環境配慮型化成処理剤の特長
  • 環境負荷物質の低減

    重金属、化成スラッジ

  • 工程短縮

    コスト低減、時間短縮

  • 優れた耐食性

    錆を長期的に抑制

皮膜物性の違い
処理薬剤 従来型 “リン酸亜鉛化成処理” “ジルコン化成処理”
皮膜外観
(SEM)
従来型 リン酸亜鉛化成処理
1,500倍
ジルコン化成処理
20,000倍
皮膜形態 リン酸金属塩結晶質皮膜 非晶質金属酸化膜
密着性 結晶皮膜と塗膜のアンカー効果 密着官能基皮膜導入による塗膜樹脂との化学結合
耐食性 アルカリ緩衝/自己修復 腐食性物質を透過しにくいポロシティーの低い緻密構造
皮膜量 1.0〜2.0g/m2 0.05〜0.10g/m2
化成前工程 表面調整工程必要 必要なし
環境負荷 リン酸、ニッケル、マンガン 特になし
処理工程の違い
処理工程の違いの図
鉄鋼分野
Iron & Steel 鉄鋼分野
薄膜による機能付与
  • 密着性

    鋼板/塗膜との密着性向上

  • 耐食性

    腐食環境下において
    鋼板の錆を長期的に抑制

  • 耐候性

    屋外用途における
    紫外線からの皮膜劣化を抑制

  • 耐薬品性

    耐酸、耐アルカリ性に優れる

  • 摺動性

    物理的負荷による皮膜表面傷つき抑制

部材
亜鉛メッキおよび非鉄金属コイル
  • 建材用途
    建材用途
  • 家電用途
    家電用途
  • ラミネート用途
    ラミネート用途
技術
機能付与を行う設計技術
  • 樹脂合成技術
  • 無機成分分散技術
  • 有機/無機複合化技術
  • 処理液安定化技術
  • 表面張力制御技術
  • 低温短時間造膜技術
  • 皮膜物性制御技術
機能付与を行う設計技術
各種設計技術により、亜鉛めっきに必要な表面機能を提供する。
飲料缶分野
Beverage Can 飲料缶分野
飲料用アルミ缶向け処理剤について

非常に酸化されやすいアルミニウムを飲料用の容器として適用するために以下のことが求められています。

  • 酸化皮膜(いわゆるサビ)を
    取り除く
  • 成型加工時に付着した
    汚れを取り除く
  • 洗浄した缶が
    再度酸化されることを防止する
飲料用アルミ缶の処理工程概略
  • 脱脂
  • 化成
  • 水洗・乾燥
飲料用アルミ缶の処理工程イメージ
飲料用アルミ缶の処理工程イメージ
※画像はイメージです
当社薬剤の機能について
  • 脱脂剤

    成型加工が完了したアルミニウム缶の表面には、サビや油汚れが付着しており、これらを除去する機能を有しています。

  • 化成剤

    アルミニウムは非常に腐食されやすい金属です。アルミニウム缶の表面に、耐食性・塗装密着性等を付与する、金属皮膜を形成させる機能を有しています。

機能性皮膜処理

熱交換器分野
Heat Exchanger 熱交換器分野
熱交換器の種類により、適した親水化処理タイプを用意
カーエアコン
ポストコート
出来上がった熱交換器を親水化処理する
+α機能
耐臭気性
狭い車内でも快適に。
ルームエアコン
プレコート
アルミ板を親水化処理し、その後に熱交換器を作る
+α機能
加工性&汚染性
加工油が付いても親水性を維持。
当社の親水化処理で結露水詰まりが低減
  • Before
    結露水詰まり発生
    当社技術 水濡れ性
    付与

    結露水詰まり発生

  • After
    結露水詰まり解消
    熱交換
    効率UP

    結露水詰まり解消

冷房運転時に結露した水が、
熱交換器のフィンに目詰まり(結露水詰まり)して、
冷房効率を低下させるのを防ぎたい。

必要性能
熱交フィン間の結露水詰まりをなくしたい
当社親水化処理技術により水濡れ性を付与。
熱交換効率が高まり、結露水詰まりが低減。
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